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福島原発事故責任追及訴訟 第7回期日、報告集会と支援する会・年次総会のおしらせ

福島原発事故責任追及訴訟 第7回期日、報告集会と支援する会・年次総会のおしらせ

20150902chirashi(チラシのダウンロード:PDFファイル 378KB)

福島原発事故責任追及訴訟 第7回期日

  • 日時 平成27年9月2日(水)14:30開廷
  • 会場 さいたま地裁101号法廷(JR浦和駅西口より徒歩10分)
  • 傍聴 傍聴希望の方は、地裁B棟前に14:00までにお越し下さい

報告集会と支援する会・年次総会

昨年6月の第1回期日で支援する会を結成して早1年。
次回期日終了後、報告集会と合わせて、支援する会の年次総会を行います。1年間の経過報告、会計報告、これからの活動方針について話し合います。ぜひ、ご参加ください。

  • 日時 平成27年9月2日(水)第7回期日 終了後~17:00まで
  • 会場 埼玉総合法律事務所 3階 会議室(地裁より徒歩3分)

呼びかけチラシはこちら(PDF)

7月1日の第6回期日では、雨天にもかかわらず48席の傍聴席をほぼ満席にすることができました!

第6期日において原告弁護団は、東電がさまざまな津波予想を恣意的に低く設定した欺瞞を論証する第11・12準備書面と、東電が全電源喪失を防ぐ対策(SBO対策)を怠っていたことを指摘する第13準備書面を提出し、それをもとに東電と国の責任を厳しく追及する意見陳述を行いました。

裁判後に行われた報告集会では、第3次追加訴訟への参加を検討されている避難者の女性が、切々とした思いを語られました。
「最初はとにかく忘れたいと思った。避難の是非をめぐって離婚し、外にも出られなくなった。でも、支援の方やいろいろな方の話を聞いて、私は何も悪いことしていない。黙ってちゃいけない。子供たちを守るために声をあげていこうと思いました」。
語られる言葉の一つひとつが、苦しくつらい経験の重みを持って心に迫りました。

2015年6月現在、全国18の裁判所で福島原発事故についての損害賠償請求訴訟が行われ、原告の数は1万人を超えています。

福島原発事故について十分な金銭賠償が行わなければならないことは当然ですが、全国で提訴されている訴訟の目標はそれだけではありません。

  1. 福島原発事故のような環境汚染を二度と起こさないようにすること
  2. 放射性物質と除去することによって環境を回復すること
  3. 被ばくによる健康被害対策、被害者の生活回復のための支援

上記3項目も重要な訴訟の目的です。

被害者への賠償も終了せず訴訟が継続している段階での政府や県の福島原発事故「収束」方針を、決して許してはなりません。

事故から4年、避難者の状況は厳しくなる一方です。故郷を追われ孤軍奮闘する原告への何よりの励ましが満員の傍聴席。裁判所や被告への強いプレッシャーともなります。

次回は、国と東電がこれまでの原告側の追及に対しての主張をしてくるということです。
次回期日も傍聴席をいっぱいにしましょう。ご支援、よろしくお願いいたします。

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