福島原発爆発により、とるものもとりあえず避難した被災者の方々は、放射能汚染と被曝の恐怖にさらされ、幾世代を積み重ねて作り上げてきたかけがえのない「ふるさと」を奪われ、現在も遠く離れた土地で困難極まる避難生活を強いられています。
このような被害を2度と繰り返させたくないと、埼玉県に避難してきた6世帯16名の方々が、止むに止まれぬ想いで2014年3月10日、さいたま地裁に、国と東京電力を被告とする損害賠償請求訴訟を提起しました。
現在、原告の人数は、2015年1月の第2次提訴と合わせ、13世帯46名となっています。
この訴訟は、①国と東電の責任の明確化 ②真の生活再建に足る損害賠償請求 ③事故の再発防止を目的としています。
しかしながら、国は事故を忘れたかのように、原発再稼働への道を進もうとしています。
困難をおして訴訟に立ち上がった原告を支援するために、私たちは「福島原発さいたま訴訟を支援する会」を結成しました。
福彩訴訟と連携して訴訟にあたっている他県弁護団からも、「満員の傍聴の熱気がすごい。弁護団のパワフルな闘いを支えているのが傍聴者だ」とエールをいただきました。
今後とも皆さまのご協力をお願いいたします。ぜひ「福島原発さいたま訴訟を支援する会」にご参加下さい。