福彩支援

TEL.048-960-0591

〒341-0024 埼玉県三郷市三郷1-13-12 MTビル2F(みさと法律事務所内)

ごあいさつ

悪夢のような福島原発事故から4年。
福島原発事故で埼玉県に避難してきた5,500名を超える被災者は、かけがえのない故郷を追われ辛い避難生活を強いられています。国と東電を相手どった損害賠償請求訴訟「福島原発さいたま訴訟」は、2015年1月の第2次提訴と合わせ、原告の人数が13世帯46名となっています。

「福島原発さいたま訴訟を支援する会」は、このような被害を2度と繰り返させたくない、と裁判に立ち上がった原告の方々を支え、裁判を支援していくための活動をしています。

 代表 北浦 恵美

最新の記事(3件)

首都圏避難者を対象に調査をした2016年度 避難者状況調査の報告書が公開されています。

東日本大震災および原発事故から6年が経過した今もなお、2万7千名を超える方が、関東一円で避難生活を継続していらっしゃいます。

埼玉県を中心に被災者支援活動を継続している震災支援ネットワーク埼玉では、2012年春に福島県から埼玉県へ避難中の世帯を対象として実施した「避難者状況調査」以来、毎年形を変えながら調査を実施しています。

第5回目となった2016年度避難者状況調査の集計結果について、PDFファイルで公開されています。ぜひ、ご一読ください。

*下記リンクをクリックするとご覧いただけます。

2016年度 広域避難状況報告(A5版48ページ、PDFファイル:1,791KB)

福島原発事故責任追及訴訟 第16回 口頭弁論のおしらせ

※画像をクリックするとPDF表示されます

今回も満員の傍聴で原告を応援しましょう。ぜひ傍聴にお運びください。

福島原発事故責任追及訴訟 第16回期日

  • 日程 平成29年5月24日(水)
  • 傍聴 14:20までに地裁B棟前にお越し下さい
  • 開廷 15:00
  • 会場 さいたま地裁101号法廷(JR浦和駅西口より徒歩10分)

報告集会

  • 日時 平成29年5月24日(水)第16回期日 終了後
  • 会場 埼玉総合法律事務所 3F 会議室(地裁より徒歩3分)

3月22日の第15回期日では、皆様のおかげで傍聴席が満席となりました。本当にありがとうございました。

3月17日、各地で提訴されている福島原発関連の賠償訴訟のうち、はじめての判決が前橋地裁で下されました。
判決は、「津波の襲来と全電源喪失は予見できた」として、国と東電の賠償責任を明確に認めたものの、損害額の認定は、被害の全体像を正当に評価したものとは言えない低額に抑えられています。
とはいえ「責任論」を勝ち取ったのは大きな一歩。さいたま訴訟では避難者の「損害論」について、故郷を奪われた精神的苦痛、避難生活による精神的被害を、より具体的・包括的に、立証していく予定です。

それでも国と東電は、一切の責任を認めようとしません!

さいたま地裁・第15回期日で、国と東電は原告側の意見陳述そのものに異議を唱え、裁判所側に却下されました。第4次訴訟から参加した女性原告の涙ながらの意見陳述は、聞くものの胸を打ちました。

原発事故による死の恐怖、赤ちゃんを抱えての避難。夫は福島での最前線の仕事で初期被曝推定1000ベクレル以上との診断。住めないマイホームにローンを払い続けなければならない無念。行く先々での中傷、差別、心痛。そして、3月末での借り上げ住宅の打ち切りで精神的、経済的に追い詰められ、福島へ戻る決断をしたこと。このような事故が二度と起こらないよう、公正なご判断を、と訴える血のにじむような意見陳述に対し、国と東電は、自らの過失責任を否定しつづけています。

さいたま訴訟は、原告の被害を具体的に立証する現地検証や証人尋問、当事者尋問といった山場を迎えようとしています。緊迫した法廷での闘いで、原告への最大の励ましは満員の傍聴席です。ぜひみなさま、傍聴にお運びください!

2017年3月22日 第13回期日報告と次回5月24日15時~傍聴のお願い

第13回期日傍聴においで頂いた皆様、本当にありがとうございました。

次回期日は5月24日(水)15時開廷です。

ぜひ、次回傍聴席が満席となりますよう、さいたま地裁へ足をお運びください。

第14回期日では、第4次訴訟の原告の陳述と、弁護団から、原告らの損害と事故の間に因果関係があること、群馬訴訟判決の本件訴訟との関連性について、等の陳述がありました。

まず、弁護団陳述に対し、東電代理人が、陳述に反対するという意見を述べ、これは、裁判長から、即時却下されました。
さらに原告意見陳述に対しては、国から異議が出され、東電も同意見を申し述べました。
異議の理由は、反論ができないこと、等を挙げていましたが、これに対し裁判長は、合議をした上で、今回は許可します、としました。
意見陳述に対し、繰り返し異議を申し立てる国と東電代理人に対する厳しい対応が望まれます。

弁護団陳述では、損害と事故の間の因果関係について、避難が社会常識に照らし合理的であったと指摘し、被告らが、事故から発生した損害について、賠償責任を負うことを指摘。
世界で唯一の被爆国である日本では、放射線による重大な健康被害は広く一般に知られ、放射線被ばくを恐れ、避難したことは、当然のことであると指摘しました。

次に、群馬判決について、

  1. 判決が国と東電の両者に避難者に対する賠償責任を認めた
  2. 被告らが予見すべき津波は、敷地高さを超える津波であった
  3. 平成14年の「長期評価」が出てから数か月後には、そのような津波があることを認識し得た
  4. 被告国は、この認識のもとに、適切に規制権限を行使しなければならなかった
  5. 被告東電はH14年には認識し、さらにH20年には現実にその到来を予見していたにも関わらず、その対策をとらなかったことは、特に非難に値する
  6. 事故当時の報道内容や情報の欠如から、20mSv以下の地域で避難をしたことは合理的である
  7. 避難指示によらずに避難をした原告ら(いわゆる自主避難)に対しても被告らには賠償責任がある

とされました。

このように、責任論について原告らの主張をほぼ全て認めるものでした。
その一方で、原告らの損害を「自己決定権を中核とする静穏生活権」と限定的にとらえ、
損害額の認定は低額に抑えられました。

この損害額の認定は、原告らの被害の全体像を正当に評価したものとは言えず、
今後、避難者らの損害について、故郷を奪われた精神的苦痛、避難生活による精神的被害
等、具体的に詳細に立証していく、と締めくくりました。

続いて行われた原告陳述は、痛切なものでした。
福島で、待望の赤ちゃんをさずかり、幸せな生活を営んでいたこと、
突然の原発事故により、死の恐怖、赤ちゃんを抱えての避難、
避難の最中窓を開けていたことの後悔、
夫は福島での避難対応等最前線の仕事で初期被曝推定1000ベクレル以上との診断。

避難所での初めての育児の困難、夜泣き、栄養不足の心配、
行く先々での肩身の狭い思い、中傷、差別、
そして、3月末での借り上げ住宅の打ち切り等、
精神的にも経済的にも、状況的にも追い詰められ、福島へ戻る決断をしたこと。
戻った先での中傷、非難。
この苦しみは、発生当初から全く変わることがなく続いていること
原発事故はふるさとの町を死なせてしまった。

最後に、裁判官の皆さんには、人間の生活を破壊し、終わりのない、耐えがたい苦痛を生む、
このような事故が二度と起こらないよう、公正なご判断をしていただきたいと心より願っています。と締めくくられました。

涙ながらに語られた言葉の一つひとつが聞いていたものすべてのの胸にせまる陳述でした。

どうぞ、次回からの裁判への傍聴のご参加をよろしくお願いいたします。

次回以降の期日
5月24日(水)午後3時
7月19日(水)午後3時

公正な判決を求める署名も引き続き集めています!
ぜひご協力ください。
署名については下記アドレスをご参照ください。
http://fukusaishien.com/archives/549

› more

記事一覧

› more