福島原発事故責任追及訴訟 第9回期日
- 日時 平成28年1月27日(水)15:00開廷
- 会場 さいたま地裁101号法廷(JR浦和駅西口より徒歩10分)
- 傍聴 傍聴希望の方は、地裁B棟前に14:20までにお越し下さい
報告集会・懇親会
- 日時 平成28年1月27日(水)第9回期日 終了後
- 会場 埼玉弁護士会館(さいたま地裁より徒歩5分)
寒い雨の降る中、11月25日の第8回期日に傍聴においで頂いた皆様、本当にありがとうございました
第8回口頭弁論で行われた原告の意見陳述は、本当に胸を打つものでした。
「避難生活は家族の棲む場所をばらばらにしただけでなく、家族の心までもばらばらにしてしまいました。…… 穏やかな日常、子育ての方針、誰にとっても当然の生活を、原発事故ですべて失いました」
勇気をもって自らの想い、被害の実態を真正面から語ってくださった言葉の一つひとつが、本当に重く響き、突き刺さりました。この法廷に立つまでに、どんなにつらい長い時を経たことか、そして、それを乗り越えることがどんなに大変だったことか。
さらに胸打たれたのは、続けて読み上げられた幼い娘さんの作文でした。
「私は地震と聞くと体が震えます。友達と別れなくちゃいけなくなった。ママの頭がおかしくなっちゃった」。
幼い子供たちはどんなに大変で不安で切ない想いをしたことでしょう。けれど、裁判後の報告集会で参加者から大きな拍手を受けたお母さんを見て、誇らしく思ったことでしょう。
政府や県の福島原発事故「収束」方針を、決して許してはなりません!
2017 年3 月以降、避難者への国や自治体の支援打ち切りが表明される中、避難者の状況は厳しくなる一方です。
闘う原告への何よりの励ましが満員の傍聴席。裁判所や被告への強いプレッシャーともなります。
次回期日も満員の傍聴で原告を応援しましょう。
みなさま、ぜひ傍聴にお越しください。