2023年9月12日東京高裁第1回期日、報告集会でゲストスピーチを行ってくださった早稲田大学 教授 辻内琢也さん(講演資料は下記)、ジャーナリスト 後藤秀典さんによる講演の模様をお届けします。ぜひご覧ください。(画像部分をクリックするとPDFファイルを参照、ダウンロードしていただけます。)
私たちは、福島原発事故の教訓を明らかにし二度と原発事故を起こさないため、そして、被害者の真の救済の実現に向けて国の責任を不問に付した最高裁判決(2022/6/17)を覆す高裁判決を目指します!
第1回期日では原告陳述が行われ、1審不当判決への怒り・哀しみ・疑問の声が法廷に響きました。甚大な福島原発事故について、国の責任がないなんてあり得ません!多くの皆さんと共にこの不当判決を覆しましょう!
ふるさとを放射能で汚し、暮らしを奪うという甚大な被害をもたらした原発事故の国の責任を追及します。ぜひ、傍聴に参加して満席の傍聴席でこの裁判を見守ってください!
◆日時
2024/1/16(火)
14:00 集合
15:00 開廷
16:00 報告集会(裁判終了後移動)
◆場所
集合:東京高等裁判所 正門前
法廷:東京高等裁判所 101号法廷
(〒100-8933 東京都千代田区霞が関1-1-4)
報告集会:衆議院第二議員会館 1F 多目的会議室
(〒100-0014 東京都千代田区永田町2-1-2)
◆お問い合わせ
福島原発さいたま訴訟を支援する会・原告「がんばる会」
お問い合わせページはこちら
2023年9月12日(火)は、福島原発さいたま訴訟「第1回控訴審口頭弁論期日」(14時開廷、東京高裁101法廷)となります。
引き続き、報告集会(日比谷図書文化館地下1階、15時〜)が行われますが、ゲストスピーカーとしてお話をいただくジャーナリスト 後藤秀典さんによる書籍が2023年8月31日に発売となります。
皆さま、書店でぜひお手にとってみてください。
「心から謝罪いたします」――その言葉の裏で頻発する避難者攻撃!
東電はなぜ攻撃戦術をとるようになったのか?
深く結びついた電力会社、政府、最高裁判所、そして巨大法律事務所の人脈を明らかにする!
原発回帰へと大きな政策転換を図りつつある日本のエネルギー政策。
福島で原発事故を起こした東京電力は、当初の原発被災者への謝罪の姿勢から、損害賠償支払いを拒否。
払い過ぎなどと被災者攻撃へと姿勢を変えた。
最高裁は津波の長期予測を否定し、国・東京電力の責任を認めない判決を出している。
これらの背景には、密接な人事交流を行っている最高裁判事、司法エリートと国、東京電力の癒着関係があることを明らかにする!
ジャーナリスト。1964年生まれ。NHK「消えた窯元10年の軌跡」、「分断の果てに〝原発事故避難者〟は問いかける」(貧困ジャーナリズム賞)などを制作。岩波書店『世界』に「東京電力 11年の変節」連載。
出版社 : 旬報社 (2023/8/31)
発売日 : 2023/8/31
言語 : 日本語
単行本 : 192ページ
ISBN-10 : 4845118424
ISBN-13 : 978-4845118427
寸法 : 18.8 x 12.7 x 1.7 cm
私たちは、福島原発事故の教訓を明らかにし二度と原発事故を起こ さないため、そして、被害者の真の救済の実現に向けて国の責任を不問 に付した最高裁判決(2022年6月17日)を覆す高裁判決を目指します!
甚大な被害をもたらした福島第一原発事故について、東京電力と国 の責任を問い、正当な被害救済を求めた第一審2022年4月20日さいたま地裁判決は、東京電力の賠償 責任は認めた一方、国の責任を認めませんでした。続けて6月17日に出された最高裁判決でも、国も東 電も何も対策を取っていなかったことは認めながら、「仮に、対策を取っていたとしても事故が起き なかったとは言い切れない」として国の責任を不問に付しました。
ふるさとを放射能で汚し、暮らしを奪うという甚大な被害をもたらした原発事故の国の責任を追 求します。ぜひ、傍聴に参加して満席の傍聴席でこの裁判を見守ってください!
◆日時
2022/3/6(日) 13:30~17:30
◆現地会場
早稲田大学 国際会議場 井深記念ホール
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学 早稲田キャンパス 総合学術センター内 国際会議場1F
◆アクセス
・地下鉄 東西線 早稲田駅より大学構内を横切っていただいて、徒歩9分
・都電 荒川線 早稲田駅より徒歩3分
・高田馬場駅からバスにて早大正門まで約13分、早大正門 から徒歩6分
◆オンライン会場
Zoom同時開催
zoom参加の場合ネット申込制
WIMAホームページよりお申込みください。
◆プログラム
[プロローグ]東京電力11年の変節と埼玉訴訟の経緯(13:30~13:55)
原発事故責任追及訴訟埼玉弁護団
[第1部]原発避難者調査報告(13:55~14:25)
早稲田大学災害復興医療人類学研究所
研究所員 金智慧(人間科学学術院助手,臨床心理士,医療人類学)
招聘研究員 平田修三(仙台青葉学院短期大学講師,発達心理学・児童福祉学)
招聘研究員 岩垣穂大 (日本女子大学人間社会学部助教,社会福祉士,精神保健福祉士)
[第2部]原告との対話(14:25~15:25)
長期避難、帰還、移住、区域外、それぞれに分断が深まり長きにわたっての苦悩の実情を専門家がお聴きします。
猪股 正 (震災支援ネットワーク埼玉SSN代表,弁護士)
[第3部]講演 被害者バッシングをどう乗り越える?(15:40~16:25)
~差別、偏見に今後どう対処するか~
明戸 隆浩 (立教大学社会学部メディア社会学科助教)
<コメンテーター>
辻内 琢也(早稲田大学人間科学学術院教授,早稲田大学災害復興医療人類学研究所所長)
[第4部]FUKUSHIMAは終わらない 若者の声(16:25~16:40)
原発事故発生時に小学生で、現在大学生となった避難者の声
[総評](16:40~17:00)
一人ひとりの被害者の経験を日本の原発問題、日本の歴史的問題に”自分ごととして”結びつけて考える
除本理史 大阪市立大学大学院教授
海渡雄一 弁護士 脱原発弁護団全国連絡会共同代表
[リレースピーチ]FUKUSHIMAは終わらない(17:00~17:30)
全国の原発被災当事者、支援団体、弁護団
◆備考
無料、入場自由
◆主催
早稲田大学災害復興医療人類学研究所(WIMA)
◆共催
震災支援ネットワーク埼玉(SSN)
福島原発さいたま訴訟を支援する会(福彩支援)
◆お問い合わせ
WIMA研究所事務局:辻内研究室内 〒356-1192 埼玉県所沢市三ヶ島2-579-15
シンポジウム事務局 shinsai-wima[at]list.waseda.jp
※[at]を@にかえてご利用ください